2010年11月27日土曜日

Kings of Leon

暇がなかったけど、やっとKings of Leonのライブのことを。


なんかライブ二、三日前にチケット会社からメールが。

「開場は~時、全座が始まるのが~時、Kings of Leonが始まるのが~時です。お早目のご来場をお勧めします。」

的なメールが。




いやTicketmasterすごい親切。でも会場がMadison Square Gardenだからかな?




てことで、会場はあのMadison Square Gardenです!!!!



なんか思ったより小さい。東京ドームよりデカイ印象を勝手に持ってたけど、武道館よりちょっとデカイくらい?


普段はNew York Rangers(アイスホッケー)とKnicks(バスケ)の本拠地。今度バスケも見に行きたい。

写真からも解るように指定席です。
PAの真隣。

いっつも思うけど、海外の大物バンドってローディーまでかっこいい。
MステにOasis見に行った時もローディーのおっさん禿げてたけど、めっちゃカッコ良かった。
前にスタンディングエリアもあるんだけど、料金が二倍弱する。。。
なんか卑怯だよな~と思ってしまう。大体でかい会場はスタンディングエリアが高くて、後ろの指定席が安い。
まぁ普通に考えれば当たり前か。近い席が高いのは当たり前だもんね。
若手バンドのチケットは圧倒的に安いけど、売れてるバンドのチケットは日本より高い。
今回のKings of Leonのチケットは$73.75
なんか昔、Rolling Stone誌を読んでたら、今アメリカのコンサートチケットはチケット会社の手数料やら何やらで高騰してるって記事を読んだことがある。先月のGorillazのチケットも二万位したので諦めたという経緯がある。
昔から親に「コンサート、演劇の類は絶対に席のグレードをケチっちゃいけない」と教えられてきたから、良い席が取れなかったらスルーが自分の中のルールです。

話それたけど、外人ってライブ直前にみんな来る感じ。自分が到着したのが前座開始の30分くらい前。席は30分の1も埋まってない感じ。全座が始まっても20分の1もいなかったと思う。
日本だったら、前座開始=ライブ開始だから八割以上お客さんいるのにね。
文化の違いを実感。

もう一つの文化の違いは売り子さん。
ちょっとブレタけど、ライブ開始前までずっとビール売ってた。
みんなもライブって言うより、ポップコーンとビール持って野球観戦みたいな感じ。
ここも違うね。


で前座がスタート。

Manchester Orchestra



全く知らないバンドだったけど、すごい良かった!!!

ギターボーカル、ギター、ベース、ドラム、パーカッションの五人編成。


もうパーカッション勢が叩く、叩く。
一つ一つの音が重くてNirvanaの時のDaveやDeftonesやMUSEのドラムみたい。難しいことやってるわけじゃないのに迫力満点みたいな。

音楽はDeftonesをロック寄りにしたらこうなるかなって感じの音。ボーカルの声はハイトーンで若干Coheed & Cambriaのボーカルの声に似てるかも。

凄いヘビーで重たい曲やったかと思ったら、Kings of Leonの全座になるのも納得なロックナンバーかましたり、変幻自在。Biffy Clyroに通じる部分も。

ちなみにバンド名に騙されそうだけどアメリカのバンドです。
意味解らないPV。



で30分弱くらい経つと暗転していきなりステージから赤い煙!!



キタコレ。

なんか歌詞でも日本のオーディエンスを揶揄してくらいだから、日本のこと嫌いなのかなってくらい日本に来てくれない彼らを遂に拝めました。

カッコヨス。

でも遠い。


基本新譜を中心としたセットリストだったけど大事な曲はキッチリ混ぜてました。
でもやっぱり昔の曲は少なめ。前作で若干のシフトチェンジをして、なんか全体的な流れもその方向性に乗っかりつつ、流れ壊さない程度に1、2、3での曲を入れてくる感じ。アルバム全部好きだけど、やっぱりCalifornia Waitingはやってくれなかったな~




演出もこの通り豪華絢爛。
GreenDayやMUSEもそうだったけど、金持ってるバンドはセットも豪華だ。
後ろの電球がキラキラして、ドラムに合わせて光ったり、凄い良い影響を与えてました。

Set Listはこんな感じ。

1,Mary
2,Crawl
3,Molly's Chambers
4,Radioactive
5,Fans
6,Revelry
7,The Immortals
8,The Bucket
9,The End
10,Four Kicks
11,No Money
12,Notion
13,Pyro
14,On Call
15,Back Down South
16,Manhattan
17,Knocked up
18,Use Somebody

Encore
19,Closer
20,Be Somebody
21,Sex On Fire
22,Black Thumbnail


もう15,Back Down Southからの流れは圧巻。

なんか新曲もライブ終わってから思うとセットリストの中でうまく機能してる感じ。

でやっぱりUse Somebodyの大合唱はすごかった。
でSex On Fireも。



あんな卑猥な歌をあの人数の人間が合唱することが日本人には信じがたい。


そこに横になったまま
音を立てるな
わかってるんだ 奴らが見てる
奴らが見てる
馬鹿騒ぎを
小娘は痛いのがお好きだ
誰もが噂する
話題の的だ

お前の
お前のSEXは熱く燃えてる

路地の暗がり
夜明けの光
しゃぶれよ
俺が運転する間に
俺が運転する間に
柔らかな唇が開く
握り締める白い拳
欲しくてたまらないのか
死に物狂いだな

お前の
お前のSEXは熱く燃えてる
発する言葉も同じだ

熱病みたいな熱気
音を立てる骨
俺は味わった
そいつを味わった
だがそれは永遠じゃない
今夜だけだ
それでも俺達は最高だ
俺達は最高だ

お前の
お前のSEXは熱く燃えてる
お前の
お前のSEXは熱く燃えてる
発する言葉も同じだ

お前の
お前のSEXは熱く燃えてる
発する言葉も同じだ



うん!とにかく最高にかっこよくて男くさいライブだった。日本でももっと人気になってほしい!
そう思ったライブでした。

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